いま、会いにゆきます スタンダード・エディション出演:
東宝
発売日 2005-06-24
梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの土井裕泰監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。(的田也寸志)
感動的だけど…☆ 2007-06-11
全てが決まった感動に向けて足並みを揃え過ぎていると思います。切なさを煽り過ぎているのも個人的にはマイナスですね。物語への抵抗を感じます。ありえない話だからと言う意味ではなく、単純な信頼性に欠けているんです。
またこういうのってある種の安心感はあるんですけど、それ以上のものがないんですよね。感想としては「感動する“感じの”話」です。身終わって自分の深みに響き続けるようなものはありませんでした。感動線をなぞっただけのような感じです。
批判的になってしまいましたが―それらを承知の上なら―見て損はないレベルにある綺麗にまとめられた作品になっていると思います。決して嫌味じゃなくて、こういう風な面ではかなり人を選ぶ作品だと思うんです。
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